『NANA』

加藤弘一 *[02* 製作年<] 2005
*[03* 監 督<] 大谷健太郎
*[03* 原 作<] 矢沢あい
*[04* 出 演<] 中嶋美嘉
*[04*    <] 宮﨑あおい
*[04*    <] 松田龍平
*[04*    <] 成宮寛貴
*[04*    <] 丸山智己
*[05* 製 作<] 東宝
*[05* 地 域<] R2、NTSC
*[06  枚 数<] 片面2層+片面1層
*[06  時 間<] 114+60分
*[06* 音 声<] 日本語5.1
*[06* 字 幕<] 日本語
*[06* 画 面<] 16:9
*[07  特 典<] 音声解説(監督、中島美嘉、宮﨑あおい)
*[07     <] メイキング、挨拶集(完成試写、初日、香港)
*[07     <] TVスポット集、予告編、未公開ライブ
*[07     <] ポストカード、ブックレット(44p)、キーホルダー
*[08* 作 品<]☆☆☆☆☆
*[08* 特 典<]☆☆☆☆
*[08* 画 質<]☆☆☆☆
*[08* 音 質<]☆☆☆☆

 発売時に買ってあったが、「NANA2」の公開が迫ったのでようやく見た。

 ロードショーで見た時もゾクゾクしたが、自宅で見てもゾクゾクしどうしだった。DVDだとどうしても分析的に見てしまうが、それでも熱狂させてくれた。能面のような表情の中島美嘉と、チンクシャの宮﨑あおいのコンビは最強で、周りもみごと。「NANA2」ではハチが市川由衣に交替するが、宮﨑あおいが素晴らしすぎて心配になった。

 音声解説は監督が半分以上喋っている。原作にいかにして近づけようとしたか、そして結果的に原作と離れたかの解説は具体的でおもしろい。熱狂的なファンを擁する有名な原作なので、スタッフ側の気の使い方は並ではなかったようだ。中島美嘉はあまり喋らないが、喋ると印象に残ることをいう。

 原作者はハチを裏切る章司(平岡祐太)と章司を奪うサエコ(川村幸子)を仇役にしないようにと注文をつけたそうだが、サエコが章司に接近する場面では中島美嘉も宮﨑あおいも「コンニャロー!」と声を上げていた。サエコは女性の目から見ると許せない女らしい。

 メイキングは35分ほどだが、ビデオ映像なのでやけに生々しい。本篇はフィルム的に処理されているので、きれいに映って当たり前だが、メイキングの映像を見ると、衣装もセットもお金がかかっていることがわかる。宮﨑あおいはこんなに立派なセットははじめてだと感動していたし、衣装はパジャマにいたるまで原作通りに手作りしたそうだ。中島美嘉は本篇で見るよりも華奢で、痛々しい印象だった。宮﨑あおいの方は反対にタフで頑丈である。

 挨拶集は香港編、特にBロールがおもしろかった。監督と中島美嘉と松田龍平の三人だけだが、熱狂ぶりは日本よりすごい。宮﨑あおいはビデオでの挨拶だが、名前の表記が「宮崎葵」になっていた。

 画質は国産DVDでは最高レベルである。5.1chの音はわざとらしいくらい広がる。

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